5.DevTools
学習目標
- 開発者ツールを開き、要素を選択して調べられる
- CSS のスタイルを確認・変更できる
- ボックスモデル(margin / border / padding)を視覚的に確認できる
- ファイルが読み込めないエラーの原因をコンソールで特定できる
1. 開発者ツールとは
Section titled “1. 開発者ツールとは”開発者ツールは、ブラウザーに標準で搭載されている機能です。表示中のページの HTML や CSS を確認したり、一時的に値を変えて見た目を試したりできます。
「うまく表示されない」「余白がおかしい」「画像が出ない」といった問題のほとんどは、開発者ツールで原因を見つけられます。
2. 開く方法
Section titled “2. 開く方法”ブラウザーで F12 キーを押すと開発者ツールが開きます。ページ上の任意の場所を右クリックして「検証」を選んでも開けます。
3. 要素の調査
Section titled “3. 要素の調査”3-1. 要素の選択
Section titled “3-1. 要素の選択”開発者ツールの左上にある矢印アイコンをクリックしてから、ページ上の調べたい要素をクリックします。
選択した要素の HTML が「要素」パネルにハイライトされ、右側の「スタイル」パネルにその要素に適用されている CSS が表示されます。
3-2. CSS の確認と変更
Section titled “3-2. CSS の確認と変更”「スタイル」パネルには、選択した要素に適用されているすべての CSS が表示されます。どのセレクターから来ているか、どのファイルの何行目で定義されているかも分かります。
プロパティの値をクリックすると、その場で書き換えられます。変更はブラウザー上だけの一時的なもので、ファイルには影響しません。「この色にしたらどう見えるか」「余白を増やしたらどうなるか」を試すのに使えます。
CSS が意図通りに効いていない場合、「スタイル」パネルでプロパティに取り消し線がついていることがあります。これは別の CSS に上書きされているか、プロパティ名や値の書き方が間違っているサインです。
3-3. ボックスモデルの確認
Section titled “3-3. ボックスモデルの確認”要素を選択すると、ページ上にボックスが色つきで表示されます。
青: コンテンツ(内容そのもの)。
緑: padding(内側の余白)。
黄: border(枠線)。
オレンジ: margin(外側の余白)。
「スタイル」パネルの下部にもボックスモデルの図が表示されます。各方向の margin、border、padding の値が数値で確認できます。
「この余白はどこから来ているのか」「なぜ要素同士の間隔が広いのか」といった疑問は、ここで解決できます。
4. エラーの確認
Section titled “4. エラーの確認”開発者ツールの「コンソール」タブを開くと、ページで発生しているエラーが表示されます。
404 (Not Found): 指定したパスにファイルが見つからなかった場合に表示されます。画像が出ない、CSS が読み込まれないときはこのエラーが出ていることが多いです。エラーメッセージにブラウザーが探しに行ったパスが表示されるので、実際のファイルの場所と見比べます。詳しくは パスとフォルダー構成 で扱います。
5. よくある使い方
Section titled “5. よくある使い方”色を試す: 「スタイル」パネルで color や background-color の値をクリックすると、カラーピッカーが表示されます。その場で色を選んで見た目を確認し、気に入った色のコードを style.css にコピーできます。
余白を調整する: margin や padding の値を変えながら、ちょうどいい間隔を探します。決まったら style.css に反映します。
要素のサイズを確認する: 要素を選択すると、ページ上にサイズ(幅 × 高さ)がピクセル単位で表示されます。
(演習ファイル準備中)