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演習: 変数とデータ型

各問題のコードは、Main クラスの main メソッドの中に書く前提です。コード例は省略形で示します。

Hello, Java! と出力するプログラムを書いてください。クラス定義から main メソッドまで、全体を書きます。

出力例:

Hello, Java!
ヒント

ファイル名を Main.java とし、public class Main { ... } の中に public static void main(String[] args) { ... } を書きます。文字列の出力には System.out.println() を使います。

商品名と価格を変数に入れて、出力例の通りに出力してください。

String item = "ノート";
int price = 250;

出力例:

ノート: 250円
ヒント

+ 演算子で文字列と数値を連結できます。Stringint+ で繋ぐと、int が文字列に変換されて連結されます。

半径を変数に入れて、円の面積を計算して出力してください。円周率は Math.PI を使います。

double radius = 5.0;

出力例:

半径5.0の円の面積: 78.53981633974483
ヒント

円の面積は 半径 × 半径 × 円周率 です。Math.PIjava.lang.Math クラスの定数で、import なしで使えます。

世界人口(約81億人 = 8_100_000_000)を変数に入れて出力してください。int では値の範囲を超えるので、long を使います。

出力例:

世界人口: 8100000000
ヒント

int の最大値は約21億(2_147_483_647)なので、これを超える値は long で扱います。long のリテラルは末尾に L を付けます: long x = 8_100_000_000L;L を付け忘れると int のリテラルとして解釈されてコンパイルエラーになります。

数値リテラル中の _(アンダースコア)は桁区切りとして使え、可読性のために入れられます。値には影響しません。

grade に文字 'A' を、subject に文字列 "数学" を入れて、出力例の通りに出力してください。

出力例:

教科: 数学
評価: A
ヒント

char は1文字を扱う型で、シングルクォート ' ' で囲みます。String は文字列を扱う型で、ダブルクォート " " で囲みます。'A'"A" は別物です(前者は char、後者は String)。

消費税率を final で定数として定義し、商品価格から税込み価格を計算して出力してください。

final double TAX_RATE = 0.10;
int price = 1500;

出力例:

税込価格: 1650.0円
ヒント

final を付けた変数は後から再代入できません。定数の名前は慣例的に大文字とアンダースコアで書きます(例: TAX_RATE)。

intdouble を掛ける/足すと、結果は double になります。そのため出力が 1650 ではなく 1650.0 になります。

以下の変数宣言を、すべて var を使って書き換えて、それぞれを出力してください。

String city = "東京";
int population = 13960000;
double averageTemperature = 15.6;
boolean isCapital = true;
ヒント

var はローカル変数の型を初期化式から自動で推論する機能です(Java 10以降)。var city = "東京"; と書くと、コンパイラーが String 型と判断します。初期化式が必須なので、var x; のような初期値なしの宣言はできません。

テキストブロック("""...""")を使って、以下の領収書を1つの変数に入れ、出力してください。

出力例:

=========================
領収書
=========================
品名: ノート
価格: 250円
=========================
ヒント

テキストブロックは Java 15 で導入された機能で、複数行の文字列を直接書けます。

String text = """
内容
複数行を書ける
""";

開始の """ の直後で改行する必要があります。インデントは、最も左にある行の位置を基準に自動で調整されます。

エスケープシーケンスを使って、以下の出力を作るプログラムを書いてください。

出力例:

名前 年齢 出身
田中 25 東京
佐藤 30 大阪
"以上、2件の登録があります。"
ヒント

\t でタブ、\n で改行、\" で文字列内のダブルクォートを表現します。

プロフィールカードを出力するプログラムを書いてください。

String name = "山田花子";
int age = 22;
double height = 162.5;
char gender = 'F';
boolean isStudent = true;

出力例:

=== プロフィール ===
名前: 山田花子
年齢: 22
身長: 162.5cm
性別: F
学生: true
==================
ヒント

+ 演算子で文字列と各種型の値を連結できます。intdoublecharboolean のいずれも、String+ で連結すると自動的に文字列に変換されます。